| アイ(i)世代。ボクはこう呼びたい。カリフォルニアでは若いとか歳をとってるとか関係ない。テックサラダの取材をやってみてこのことを強く印象づけられた。それが決定的に心にきざまれたのは、このデジタル・クラブ・ハウスでの出会い。要はインターネット(i)を通じて交流するかどうか。パソコン利用のための教えあい・助け合いをするかどうか。それができればアイ(i)世代。 |
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| 上の写真。きりっとパソコンに向かうのはアンドリュー・パーネル君。14歳。フォトショップを使ってロゴをデザインしているところ。デジタルクラブハウスで使うらしい。スタッフなみの活動(というか活躍)をしている。「学校からここへ直行することが多いんだ」と言っていた。プルミエなど高度なオーサリングツールも使いこなす。シニアと連携してマルチメディアタイトルを作るとか。すごいことだ。 |
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| このときアンドリュー君と背中合わせでパソコンに向かっていたシニアはジョン・ガワノスキーさん。77歳。航空宇宙工学の技術者としてNASAで働いていたそうだ。20年前に引退。現役時代は大型計算機を使っていたが、定年後はもっぱらPC。2年前から参加したデジタルクラブハウスで、パソコンのいろいろを勉強しながら、他の人に教えてもいる。パソコンで戦争体験記を書いて、デジタル保存する活動にも意欲的だ。市民レベルのアーカイブ。これまたすごい。 |
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| この二人のつながり。それはもう異世代交流とかいった次元を超えている。お互いの年齢を意識する必要もない。とにかくパソコン・インターネットというブリッジの上で毎日出会う仲間。あるいはそういう暮らし振り・交流の中に自分をホッとさせる世代。 |
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デジタルクラブハウスは「ネットワーク・マルチメディアを活用してよりよい地域をつくろう」という非営利団体。ウオーレン・ヘイグさんが中心人物。彼には会えなかったが、代わりにスペシャルプログラムディレクターのアニタ・ロング・マックファーランドさんが案内してくれた。 |
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デジタルクラブハウスはサニーベルのショッピングセンタ1階にある。明るく美しく整っていて、おまけに広い。まるで大手企業のショールーム。たくさんのPCとiMacがかっこよく並んでいる。夕方になると三々五々ジュニア・シニアがここへ集まる。これは日本には無い。
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これがデジタルクラブハウスのアイデア。地域の連携を強化・拡大する大作戦だ。
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21世紀型の学習センターと銘うつデジタルクラブハウス。この活動は1996年にはじまった。デジタルデバイド対策としても機能している。
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詳しくは聞けなかったがデジタルクラブハウスはボランティア活動のプロデュースや市民ビジネスも支援している。負けちゃぁおれん。 |
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| テストマーケットパソコンメーカーなどが新製品やサービスについて紹介したり、利用者からの反応・声などを得るための絶好の場所。それがデジタルクラブハウスだ! ウエッブページにはこうも書いてある。これが21世紀型ということのひとつか。 |
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| 学校がちがう?しかし待てよ。社会のしくみが違うんじゃないの。ジョンは「学校から直行」と言ってたけど、彼はこの秋から高校1年生。日本の子どもたちが同じことをできるかしら? そんなことしてたら、成績メチャメチャ。おまけに、塾へ通ってる友達と話が合わなくなって仲間はずれにもなりかねない。というのは親としてのボクだけの心配か。 |
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| 情報社会の基盤をつくろう子どもたちにとって本当の意味でのゆとりを保証する学校制度。それがあってこそこうした目を見張るコミュニティシステムの展開がありえる。そこで育った子どもたちはシニアとしっかり向き合えるだろう。また、さらにびっくりするような新しい社会システムを生み出すだろう。このよき循環が日本にも欲しい。時間がかかってもいい。今からでも遅くない。しっかりとした情報社会の基盤をつくろう。ボクはそう思う。 |
| <aCb>スタンフォード大学ゲイツ・ビル。コンピュータサイエンスはここにある。隣はポールアレン・ビル。 |
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次回は大ブレイク。孫・ひ孫とのEメールを楽しむ99歳のキャサリンおばあちゃんの話。お楽しみに。
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