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これ、いいじゃないですか。いまどき一番に欲しいのが良質の先生。年齢いろいろ。豊富な経験とそれを生かす決断力をもった人。多種多様な分野から集まる。これが刺激となって、生徒も従来型先生も元気になる。いきなり国数理社じゃたいへん。まずはパソコンから、ってとこですか。
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| 見てくださいよ。このくだけた授業風景。入門講習会の初日なんだけど、ズックはいて机に尻乗せてるのがエド先生。右に立ってるのはコーチのひとり。カリフォルニア風のシャツに半ズボン。ポケットに手をつっこんで生徒の質問に答えている。両人ともボランティアスタッフ。生徒さんらと楽しそうにそして熱心にコミュニケーションする。この1枚の写真。これが撮れただけでボクはもう十分。この場を成り立たせてるもの、そのすべてがわかったといっても過言ではない。 |
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シニアネット(SeniorNet)が運営するパソコン学習センターは全米各地にある。サンノゼ校はその代表格。ウイロウ・シニアセンターの7番教室。アメリカ西部の全センターを指導してまわるキーパーソン、フィル・カーナハンさんに案内してもらった。
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瀟洒な建物。以前は学校だったらしい。廃校の利用。シニアにとって平屋はいい。裏に広大な駐車場があり、みんな車でやってくる。それもデッカイアメリカンカー。ここが日本と違うところ。駅から何分?なんて気にしなくていい。
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学習センターには20台のパソコンが並ぶ。すべてPC(ウインドウズ)。このうち3台は先生用やプロキシーサーバー。だから生徒は毎回17名ということになる。液晶プロジェクターが中央にある。先生はスクリーンに映し出される巨大画面を使って説明。生徒用のモニター上には各人のネームプレート。横には教科書タテ。
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低価格の講座受講にはシニアネット入会金30ドルと講座費20ドルを払う。テキスト代金は別途。サンノゼ校だけで年間1000人近いシニアが受講する。希望者は増え続けており、教室をさらに増やす予定。
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| 非営利運営なんでこんなに低価格な講座を提供できるのか? まず人件費がない。スタッフはボランティア。部屋代、電気代、電話代(一部)は市の負担。ソフトはシニアネット本部やマイクロソフトなどから供給。購入するのがパソコンやプリンタなど。講習のことを考えて自分たちで選ぶ。でもハイエンド機は買わない。安価な中堅機や組立てパソコン。 |
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| 人材供給のツボボランティア多しといえどもパソコン先生やるのは簡単ではない。これは前回に書いたとおり。そこで機能したのがIBM退職者のネットワークとか。フィルさんもそのひとり。16年前の開設当時にはスタッフの約80%がIBM退職者だったそうだ。もちろん現在その割合は40%程度に減少しており、色々な領域から人材が集まっているが、IBMというコンピュータ企業が果たした役割とその長期的社会戦略を見逃すわけにはいかない。 |
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| 「教える」訓練は在職中にもうひとつ重要な収穫は、先生をすることについて、現役時代のマネージャー経験が役立つという話。企業在職中に部下を「教える」。その教育経験がそのままここで生かされる。このことをフィルさんから聞いてドキっとした。職場での仕事のあり方違うのかもしれないゾと。「技術者+教育者」ということを成し遂げるアメリカ企業のマネージャー。繁栄の素をここでもまた見た気がする。 |
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| もっと大きな声で!フィルさん、講義中の講師に「もっと大きな声で!聞こえないよ」と遠慮なく言う。なごやかだけではない。 |
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<aCb>学習センターの前をジョギングするお母さん。犬つれて車輪の大きいベビーカーを押す。これまた爽快。
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