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パロアルト・コモンズという老人ホームへ行ってきた。そうなんだ。ここでもインターネットが活躍している。「やっぱりアメリカだよな」といいたいところだが、そうじゃない。いずこも同じ。不本意に入所した人もいて、帰りたい、帰りたいの毎日。そんな人たちを力づけ、上手に頼りあうことへ向けて背中をたたく。それができるのはインターネットしかない。というわけだ。
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| 取り組んでいるのはデービッド・ランズデール博士。ギリシャ生まれギリシャ育ちのアメリカ人。スタンフォード大学の教育学部で学位をとった。ギリシャでの少年時代、祖父の看病をし、その死に接したことが人生の方向を決めたという。1997年にスタンフォード大学の老年医学コースでプライマリーケアの仕事を担当した後、老人ホームでインターネットを教えるというボランティアワークに専念している。 |
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| 毎週月曜日はスタンフォード大学に近いパロアルト・コモンズという老人ホームを訪れる。ここでWebTVによるインターネットの使い方を教えている。夕食後の7時30分から9時まで。多いときは20名以上が集まる。車椅子に乗った人、介護者がつきそった人などもいる。WebTVは操作が簡単。設備もシンプルだからこんな集まりにピッタリ。メール、ネットサーフなどについての楽しくて実際的な講習。友達がゲストスピーチすることもしばしば。しゃれたトークに会場が沸く。技術的な問題には真剣なやりとりが続く。
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いるんだよ。こんな人が。ちゃんと。彼の夢は世界中の老人ホームにインターネットステーションを設置すること。なんと素晴らしい。考え方も見事に徹底している。こんなふうに言うんだ。「PCはインターネットじゃないよ」「とにかくできさえすればいいんだ。目的はインターネット。パソコンなんて難しいものはここでは必要ない。ホームの人たちにとってはそのインターネットでさえ道具にすぎないんだ」。な、な、ナント!? |
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彼の理念を代表するキーワードはリンク・エイジ(LinkAges)。
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これ、ひょっとして、ボクがいまやってる異世代交流ってことではないか? いや、それはともかく、彼はこれを実現するため、ここに紹介したような老人ホームでのインターネット講習会をやってるってわけだ。
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| インターネット、特にメールを使い、それぞれの家族や親戚との交流をほんの少しでも実現する。その過程や結果をホーム内の講習会で共有する。家族以外にも近隣の学校、地域などに参加を求めて、さまざまな世代が交流できるよう用意する。 |
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こうした作業、そのための教え合いがまた家族、親戚との対話を促進し、友人、介護者との交流をもたらすであろう。そしてそれが自立へとつながる。
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健康意識へも良い影響を与える。こうしてホーム内での人間関係そして自分が見えるようになると、ホームはコミュニティへと発展する。 |
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これがランズデール博士のアイデアだ。これは既存の枠組みではとらえられない取り組み。そうボクは思う。新しい情報科学の誕生だ。 |
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<aCb>スタンフォード大学には学生・職員用のゴルフ場がある。タイガーウッズも時々来るとか。
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| 当地はプレーも道具も安価。みんながゴルフをする。ボクもやってみた。ドライビングレンジで打つだけだが、スカッ!200円。健康にいい。 |
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次回はノーベル賞受賞者による紹介がきっかけとなってコンピュータを始めたという画家のパトリシアさんのお話。お楽しみに!
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